いつもと違うことに興味が向くので

自分のしたいことが何なのか、いまだに分からないのです。自分の人生、自分の時間、せっかくなので、自分のしたいことに費やしたいと思っているのに、肝心の自分のしたいことがまだ分からなくてモヤモヤします。

本当はちょっと分かってるかも、しれないのですが、私は欲張りなので、自分のやりたいことを仕事にしたい、つまりやりたいことをお金に変えたいと、ついつい考えてしまいます。でもなかなかお金に変わってくれそうな方法が思いつきません。

お金に変えるということは、そのやりたいことに「使用価値」があって、しかも必要としてる人がいて「価値」があるという状態、つまり商品にするということです。しかも食うに困らず、将来への蓄えもできて、子どもたちの養育費も賄わなければならないとすると、すごくたくさんの価値が必要になるので、ちょっと途方もないなぁと思ってしまいます。

そう考えると今の私のやってる仕事は実は凄いのかもしれないなぁ、なんて思えてきます。

そんなことを考えているとちっとも先に進みません。でも、お金のことはちょっと棚上げしておいて、ただ単純に自分のしたいことってなんだろうなぁって考えるのはちょっと楽しいです。

あとなぜだか、こういう時は、いつもと違うことに興味が向くのです。

いつもなら見ようと思わないような映画とか見てみたり、何となく行ってみた子ども向けの演劇ワークショップがすごく楽しかったり。

この前はNetflixで、「ペンションメッツァ」を見てみたらとっても良かったです。どのお話も良くて、あとドキュメンタリーを見てるような感覚がします。登場人物たちは生きている人たちで・・・、というのは当たり前のことなのですけれど、なんというかリアリティがあって、その人が生きてきた背景が鮮明に見えるかのようです。「やっぱりみんな人生に迷うのだな、でも迷いながらもちゃんと生きてるだなぁ、すごいなぁ」なんて思ったりして、なんだかちょっと涙がでて、元気をもらったような気分になりました。

ペンションメッツァは家族みんなで見ていたのですけれど、うちの子どもたちは、もたいまさこさんが気になったようです。なのでついでに「かもめ食堂」も見てみました。

こちらは私は以前に見ていたのですけれど、改めて見てみると今の自分なりの受け取り方がありました。「自分の人生を生きるって、そんなに難しいことじゃないなぁ」と思えるような作品ですね。そして、やっぱり、うちの子どもたちは、もたいまさこさんがとっても気になっていたようですけれど。

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